高感度はかなり良くなっている

やっぱり、違いが特にわかりやすいのは、
高感度だと思います。
ここは、裏面のM3が、どうしても有利です。

よく、初代の表面とM2以降裏面との違いで、
「露出1段分程度の向上」
とのレビューを見かけますが、
ノイズの発生量的にはそうかもしれません。
むしろ、それ程も違わないという印象です。

大事なのは、そこで解像感をどれだけ維持しているか?
で、私的には、それ以上の向上があると感じます。

ISO800

まずは、それ程暗くない所から。
Lr8-20190321-_DSC4535-RX100
Lr8-20190321-DSC00046-10buy

ピントは、割と真っ当な位置です。
RX100-19
低感度の場合より、鮮明度の差が大きく感じますが、
色彩感的には殆ど違いはないですね。

ただ、画面下の方を見ると、
RX100-20
このあり様です。。
同じ画角で、どうしてこうなるのでしょうか?
レンズの違いしか考えられません。

続いて、50mmでの比較です。
Lr8-20190321-_DSC4552-RX100
Lr8-20190321-DSC00065-10buy

ピントの鴨さんを見てみます。
RX100-21
殆ど同じですね。
やはり、望遠側では、解像感に違いがない傾向です。

ただし、
RX100-22
そこまで下端でもありませんが、
初代の「画面下」は、乱れています。

前回、レンズ編で、ZEISSのラベルを剥がすべき・・
と纏めたのが、ご理解頂けると思います。
そもそも、このボディサイズで28-100mmなんて、無理をし過ぎではないでしょうか?
キヤノンで言えば、PowerShot Sシリーズクラスになり、
しかもイメージサークルは、ずっと大きいのですから。

ISO1600

続いてもっと暗い状況に持ち込みます。
陽は完全に落ちています。
Lr8-20190321-_DSC4572-RX100
Lr8-20190321-DSC00086-10buy

ここからは、初代の弱点を避けて、
なるべく中央に近い所を拡大してみます。
RX100-23
当然、裏面センサーのM3の方が良く、
コントラストを維持しています。
初代では、かなりフラットになってきました。
ただ、予想していたほど悪くはないです。

ISO3200


Lr8-20190321-_DSC4575-RX100
Lr8-20190321-DSC00090-10buy
露出的には、1600の時より、半段オーバーの筈ですが、
暗くなってますね。
理由は不明・・単純に暗かったのでしょうか?

RX100-24
ノイズ自体は、同じ程度に発生しており、
初代では、かなり平面的になってきました。
それでも、3200でこれだけ色彩を残しているのは、立派です。

M3
は、まだ解像感を維持していますね。
初代の1600よりもいいと思います。
ただ、M3のこの解像感は、レンズに依る所が大きそうで、
望遠側に行くと、その立体感も落ちてきます。

ISO6400

ここまで来ると、かなり雑になってきますし、
意味があるかどうかは別として、真っ暗な状況です。
Lr8-20190321-_DSC4578-RX100
Lr8-20190321-DSC00093-10buy
これだと鑑賞レベルでも差がわかりますが、
それこそ、手ブレ補正の違いかもしれず、初代についてどうこうは言いません。
ピントは手前のビニールハウスですが、20m位先なので、実質無限遠ですね。

RX100-26
コンデジの6400と思えば、初代の写りでも充分です。
ここで言いたいのは、
MK3のレンズ、相当優秀ではなでしょうか?

更に、無限域を見てみると、
RX100-27
ノイズの量はあまり変わらないようですけど、
MK3は、コントラストが保たれているため、だいぶ安定して見えます。
・・凄いですね、MK3
星空でも撮れそうな気がしてきます。

実写編まとめ

・RX100は高画質なのか?

3項目に渡ってここまで、
まるで、初代をこき下ろしてるように見えるかもしれませんが、
元々比較の目的は、
一見所有感を擽るM3に、画像的に後退している所がないか?
という懐疑心からでした。

また、大して違わないなら、
初代をそのまま使えばいいとも考えていました。

高感度の違いはある程度想像していましたが、
AFの歩留まり周辺画質など、想定外の結果です。

結局、初代を残す理由は、自分の中では無くなってしまいました。
機能編で挙げた「初代が勝る点」などは、
バッテリーの持ち以外、自分には特別メリットではありません。
Lr8-20190321-_DSC4498-RX100
Lr8-20190321-DSC00009-10buy
とりあえず、出発点(広角端の開放)からして全然違います。

RX100自体、ボディサイズからして、
描写に過渡な期待はできないカメラだと思います。

コンデジとしてどうこうではなく、
1インチの大きさなら、もっと階調もDRも出せるのでは?
と感じる事少なくありません。

このボディで単焦点ならともかく、普通のズームですから、

どうしてもレンズに無理が来ます。

M3でも、ズーム倍率を抑えたとはいえ、
24mm化、F2.8維持など、無理は来てると思いますが、
その割に、このレンズの検討ぶりは大したものではないでしょうか。

ただ、等倍レベルでそう思えるのは、28mm位までで、
35mm辺りでは、立体感も落ち始めます。
50mmでは、ご覧にただいたように、初代とほぼ同じで、
結構平面的です。・・開放でしか見ていませんけどね。

Lr8-20190417-DSC00265-RX100_3-2
換算35mmでの撮影

Lr8-20190417-DSC00265-RX100_3
35mmまでなら、SNS用にトリミング前提もギリギリ耐えられそうでしょうか。
2000万画素とは言え、50mmになると厳しいと思います。

まぁ細かい画質より、楽しく使える事も大事なカメラなので、
明るさ優先というのは、いい落とし所だと思います。

それこそ、画質を云えば、
同じコストで、もっと高画質なカメラはいくらでもあります。

MFTやAPSCならレンズ付きで揃いますし、
ボディだけなら、フルサイズでも可能。

私はそういうカメラを持ち歩く事が億劫ではないので、
小さくて良く写るカメラを特別欲してもいません。
それでも、M3のカメラとしての纏め方には、惹かれました。

画質、使い勝手の両面で、初代とはかなり違う印象を持ちましたが、
進歩したというより、
Rシリーズ後継機たる、本来のRXのイメージに、より近い。
要はピンと来るわけです。
・・本命はやはり、RX10でしょうね。

そもそも、
サイバーショットのシリーズを示すアルファベット・・
DSC_◯のX付きは、 

裏面照射型センサーモデルを意味します。

DSC_WXは、Wシリーズの裏面搭載版
DSC_TXは、Tシリーズの裏面搭載版
いきなりX付きで登場したモデルはないと思います。

同様に、
DSC_RXは、Rシリーズの裏面搭載版なのです。
 

・当面の使い方 

コンデジから、よりカメラらしくなった事が、


初代>M3の決定打とは言え、

それを求め過ぎても、飽きるのが早いと思います。

今回の比較では、等倍であれこれチェックしてますが、
画質を求めるような使い方には、もっと相応しいカメラがあります。
それを差し置いて使ってしまうと、結局RXへの不満は出ます。

なので、
当面は敢えて、気軽な使い方をしてみようと思います。


これを持って写真を撮りに行くというより、

出かける時に持っていくという感じですね。 


具体的には、
気軽なF2.8通し標準ズームとして、


JPEG撮り
マルチAF

絞り優先+露出補正

ISOもWBもオート



露出以外はフルオートですね。

こういうモードで、普通のカメラでは撮ろうとも思わないようなものを、

バシバシ撮ってみようと思います。

そんな使い方ができるのも、コンデジの魅力の一つ。



スマホで十分という見方もありますが、

スマホで、露出を意識しながらバシバシ撮っていくのは、

結構めんどくさいです。

なので私は、コンデジも結構漁っていました。

Lr8-20190407-DSC00001-RX100_3
M3で撮影

日常的に持ち歩くようなコンデジとしては、

RX100は重いし嵩張るし、
そんな使い方なら、こういうカメラの方が向いていますが、
その気分も、出力を見て変わるかもしれません。
まぁS100はS100で、とてもいいコンデジです。

まずは、JPEGの落し所を探してみたいですね。
クリエイティブスタイルに「DEEP」が入ったのも嬉しい点の一つです。
名称の通り、濃くなる感じが、ヤシコンぽいと言いますか、
α900では、常時この設定にしていました。

ただ、こういうJPEGパラメータを弄りだしても、
汎用的な設定というのは難しく、
結局、一番手間にならないのはRAWだと思います。

800万画素位の
RX100S・・出ませんかね。