前回に引き続いて、
ミノルタ AF75-300初代の描写を見ていきます。
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α900に装着した状態は、こんな感じです。
長いですけど、 
フィルター径55ミリで、大きくもなく、
また、重くもないので、
持ったバランスも、特別悪くはありません。
縦グリなしの方が、ホールドもし易いようです。

Lr8-20190307-_DSC0097-A6000
この専用フードは、
50ミリ用が間違って付いてきたのかと思いました。 
が、しっかり、75-300と印字されています。
内臓フード並と思えば、こんなものでしょうか?

NEW以降のレンズ鏡筒には、
この光沢感がなく、マットで安っぽいのがイマイチです。
今後、ミノルタのレンズ購入は、
初期型に限定しようかなとも考えています。

円形絞り、太めのピントリングなど、
実用性なら、NEW以降なのは承知ですが、
本体とのフィット感も大事ですね。

トリミング耐性

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300ミリ・・やっぱり迫力ありますね。
まぁ色収差もありますけど。

同じ状況で、SSを1/60位にすると、
水や翼の表情が違ってくるかもしれません。

トリミングですが、どれ位の倍率でしょうか?

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これがオリジナルです。
300ミリの迫力とは、無縁の距離。
遠くから撮ってるだけです。

結構極端にクロップしていますが、
トリミング耐性としては、優秀だと思います。

鴨くらいの大きさがあれば、
300ミリのトリミングでも充分行けそうですが、
小枝に止まるような野鳥だと、厳しいでしょうね。

他のミノルタズームと比べて

前回記事でも触れましたが、
同じミノルタのAPO TELE ZOOM 100-300を、
1年ほど持っていた事があります。

APOが付くレンズの割には、
4〜5,000円と、とても買い易い値段なので、
小道具にいいのではないでしょうか?

描写も悪くないです。

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発色はクリアですし、キレも充分、
端正な感じの写りだと思いますが、
基本的には、ズームっぽいです。

Lr8-20161023-DSC07597-A9002
私は、この100ミリでの写りは、まずます好きでした。

が、単焦点があるのに、
わざわざF4.5の100ミリで
撮る必要は無いわけで、
猫用に使う事は、殆どありませんでした。

使うとすれば、300ミリですが、  
Lr8-20161023-DSC07569-A9002
300ミリ付近に行くと、
その端正さが裏目に出ると言うのか、
ズームっぽさが助長されるような、
フラットで物足りない感じがし、 
Lr8-20161015-DSC07457-A9002
あまり好きではありませんでした。

が、同じ300ミリでも、

Lr8-20110604-DSC06064-A9001
SAL70300Gなら、
さすがに厚みがありますし、
この、首回りのふわふわ感は、 実にリアルでたまらないですね。

Lr8-20110604-DSC06142-A9001

70300Gの方が、クリアでずっと見栄えがしますけど、
コントラスト感は似ている気がします。
押し出し感というよりは、
端正でしなやかなコントラスト。
猫のふんわり感には、 合っていると思います。

同時期に所有していませんし、 
同じものを、同じ状況で撮れば、
殆ど同じに見えるかもしれませんが、 


初代75-300のコントラスト感は、
ツァイス的な、むっちり感の印象です。
・・猫で表現すればですが。


Lr8-20180524-DSC02817-10buy

これは、横構図を縦にトリミングし、
更に縮めていますが、むっちり感維持しています。
同じ白でも、露出エラーを除けば、 

そう、フラットにはならない印象です。

Lr8-20180524-DSC02803-10buy
300ミリでのアップが全然無く、これは200ミリですが、
眼の光彩感とか、口元部分の解像とか、 
ズームっぽくはない描写ですね。

Lr8-20190220-DSC04336-A9002
鴨さんの表情もしっかり捉えていますし、 
いいコントラストだと思います。 
・・これはトリミングではないです。 


望遠ズームのメインフィールドは、
私の場合、やはりネイチャーになります。

結局、APO100-300は、
α57に付けて、全画素超解像ズームを多用。
900〜1200ミリクラスの望遠として、
・・要は玩具としての使い方がメインでした。

RAWではないので、ほぼ撮って終わりですし、
等倍で見ない!という条件付きですが、
これはこれで、結構行けます。
Lr8-20161210-_DSC8806-A57
EXIFには、300mmとしか入りませんけど、
これは、たぶん900ミリ相当。

Lr8-20170506-_DSC5721-A57
こちらは、1200mm相当ではないかと思います。
野鳥は、そこまで延ばしてやっとこの程度。

当然ながら、ボケは、300mmレベル以上は出せません。

この軽くてコンパクトなズームは、
こういう使い方には、とても合ってると思います。
ボディを安く入手出来れば、
超望遠コンデジよりは、
ずっと写真らしいものが撮れそうです。

全画素超解像ズームが搭載されるのは、
α57以降の機種ですが、
余裕があれば、
α58APO100-400の組み合わせなら、
1000万画素で、2.8倍=1,680ミリが可能です。
500万画素なら、4倍の2400ミリ! 


75-300初代は、色収差もそれなりにありますし、
AFも早くはないので、時にMFも必要です。
総じて、使いやすいのは、APO100-300だと思います。

望遠マクロ


最短距離は、1.5mまで。
300ミリでは
望遠マクロ的にも使えます 。
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最短付近は、このくらい。
プランターなどでよく見る、10円玉位の大きさの花です。

この程度だと、
あくまで”マクロ的”レベル止まりではありますね。

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前後のボケの確認用ですが、
とことん優秀ではないでしょうか?

最短に関しては、
SAL70300Gなら1.2mで、ずっと強力です。
ここでの30センチは、かなり違います。
Lr8-20110603-DSC05813-A9001
ベコニア、かなり小さい花ですけど、ここまで撮れます。


話が、SAL70300Gで終わってしまうので、
最後に本レンズでの画像を入れます。
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で、今そのSAL70300Gとの比較を考えています。
正直、解像は殆ど変わらない印象ですし、
ボケは75-300初代の方が綺麗だと思いますが、
いつ実行できるやら。。

SAL70300Gは、
これがズームなのか?と思う位、
キレが良くて立体感もあり、感動したレンズですが、
75300初代も、それに近い感覚を覚えています。

まぁ、色々と古さは否めないですが、
ネイチャーに足を運びたくなるレンズです。