1TBから1000枚へ!無料アカウントはもうお断り


Flickrの「無料アカウント」に保存されている、
1000枚を超えるファイルが、
まもなく(2月5日以降)削除されていきます。


無料で1TB
まで使えるという、最高な条件ですから、
利用している方、影響のある方も多いのではないでしょうか?

Flickrは基本、PC向けのサービスなので、
スマホ全盛期以降の、オンラインストレージ、
あるいは、FB、IGなどのSNSに比べ、
影が薄くなった印象がありますが、

オンラインで写真を管理するのに、 

これ程多機能で、使い易いサービスは無いと思います。

Flickrのいい所は、
単なるファイルの置き場所ではなく、
「見せる」という前提で、
写真を整理し、保存しておくための機能が充実している点です。

特に「Organizer」という、
アルバム管理や、 写真の移動、抽出機能のUIが秀逸で、
画像の保存から閲覧までを、
一貫してサポートしているのが、Flickrです。

最終的な写真の置き場所にしてる方も多いのではないでしょうか?
Lr7-Screen Shot 2019-01-19 at 5.44.35 AM
FlickrのOrganizer画面。
まるで画像管理アプリのように、アルバムの編集や画像の出し入れが、とてもやり易いです。

Adobe CCも、Portfolioとか、Sparkとか、
この「見せる」方は、色々とあるようですすが、
ストレージとはちょっと違いますね。

また、
このような画像ストレージと、
 
500pxのような、写真愛好家同士のコミュニティとしての、
両側面を備えている点もFlickrの魅力ですね。


その
Flickrがこれまで提供していた、
無料で1TBまでアップロード可能というサービスは、この1月で廃止。 
無料で1000枚までのアップロードに切り替わりました。

上述のように、
これまで1000枚以上をアップロードしている無料アカウントは、
有料のProアカウントへ移行しない場合、
2月5日から、データを削除されていきます。


私の場合、
Flickrで公開している画像は、146とかなり少ないですが、
純粋なストレージとして、
モバイルのショットと、
セレクト写真のJPEG出力を保存しておこうと考え、
非公開合わせると、6901枚がアップされていました。
Lr7-Screen Shot 2019-01-19 at 5.34.04 AM
これが、公開用の画面です。2年近く放置。交流は・・無いに等しいですね。

Lr7-Screen Shot 2019-01-19 at 5.41.33 AM
こちらが、個人用の画面。
非公開が含まれるため、全枚数(6901)が表示されます。
ここから5900枚が削除されていくわけです。

つまり、今回の仕様変更というのは、

無料ではもう使わせないよ!

と言っているのと同じです。

まず、1000枚上限では、ストレージとしての使用は不可能です。

SNSとしてのシェア専用で使うとしても、
アルバム単位での投稿が標準のFlickrでは、
1000枚などは直ぐに到達です。

私は、Flickrの素晴らしさは認めつつも、
お金を出す用意があるかとは別の話で、 
これまで、お金を払ったことも、考えたこともありません。 

それは、たった一つの要因。 
・・RAWファイルが保存できないからです。

「JPEGのみ保存できる最高のツール」より、
「RAWを保存できる単なる置き場所」の方が、重要なのです。

なので、削除による影響も、
再生が可能なものばかりではあるので、
無いと言えば、無いです。


無料アカウント斬りの背景


この大手術については、
昨年11月頃からアナウンスされていましたが、
実際、変更の背景として、
運営側のSmugMugは、 以下のような事を挙げていました。


・2013年にYAHOOの誤算によって、無料アカウントに1TBを解放してから、
ストレージのみを目的とし、 メンバーとの交流を考えないユーザが増えた。

・無料ストレージは、メンバーではなく、広告主優先の体質に繋がる。

・Flickrは、他にはない高いレベルのサービスを提供しているが、
それが(対価価値)理解されない状況にある。

これらの要因が、せっかくの素晴らしいFlickr体験を放棄し、
ユーザー離れを招き、Flickr交流の活気を下げる事に繋がった。
今後は、最高のコミュニティとしてのFlickr体験の提供に注力していく。

としています。

要は、1TBをタダで提供するだけの集客効果が得られてない。

もう少し丁寧に表現すると、
無料1TBは、Flickrが本来集めたい属性のユーザーに繋がらない。
という事でしょうか?・・まぁ私の事ですね。。

PCで使ってこそ、便利さが体感できるサイトなのに、

スマホ以上のサービスを解放してしまったわけですからね。 
オートアップロードなど可能にすれば、
放置プレイヤーの割合が増えて当然でしょう。

また、日本では、
・英語のみのサービスである事、
・USヤフーのアカウントが必要な事、
・iPhoneアプリが日本ではDLできない、

等々面倒な事が多いので、 スマホ系に負けるのも必然と思いますが、
世界的にも、下火なんですね。

以前は、GoogleやFBのアカウントでも入れたし、
私も、USヤフーのアカウントは持ってないですが、
それらもまた、WorldWideなゴミユーザーを増やしたのでしょうか?

Lr7-FlickrApl
Androidでは、GooglePlayではなく、Amazonから、FlickrアプリをDLできますが、
インスタグラムのような、普通のSNSアプリです。
左がActivityの画面、右がアップロード時のアルバム選択画面。
どのような場合でも、アップ時にアルバム選択が着いて回るのは、Flickrの好きな所です。

確かに、健全なコミュニティというのは、
その価値を認める、必要とする人達がお金を出して成り立つ。

という事にも、


写真愛好家にとってのFlickrの価値は、
コミュニティなんだよ!

というコンセプトにも異論はありません。


非アクティブユーザを切り捨てる事で、
アクティブでありたいと考えるユーザにとっても
行動しやすい場所となる筈ですし、

1000枚というのは、その入り口という位置づけでしょう。
500pxなども、それに近い形を取っていますね。

であるならば、 無料メンバーに対し、
「今なら初年度15%オフ」などとして、
闇雲にProアカウント移行を促すのではなく、

まずは、交流にアクティブなメンバーとして、
1000枚からの出直しを推奨するというのが、
筋ではないかとも思います。 

Proに移行すべきかどうか?


で、私的に今回のProアカウント移行をどう考えているかというと、

・・迷っています。

つまり、有料=論外とは考えていません。

Flickrでの交流も広げたいと、以前から考えてはいますが、
先ずは、ストレージとしての条件が重要になります。

月額$4.99Proアカウントの、
重要だと思ったサービスをあげると、

容量無制限 ・・RAW非対応なので、個人的には、意味がないです。

差分アップローダー使用可能 ・・これは、以前は無料でも使えた、とても便利なツールです。

PeakDedign製品が20%オフ ・・全品でしょうか?ならば、かなり魅力です。

動画は1本あたり10分までアップロード可能 ・・サイズではなく、時間なんですね。これは賛否両論。

広告非表示 ・・今時、どうでもいいという感じもします。

他にも解析機能とか、○○製品が初年度X%オフみたいなのがありますが、
まぁどうでもよいと思います。

上記だけでも、良くできたサービスだとは思いますが、
いくら容量無制限でも、RAWファイル未対応では意味がないと思うのと、
動画の保存先としては、最適ではないか?
という側面もあり、迷っているのです。

Lr7-Screen Shot 2019-01-19 at 5.47.38 AM
個別写真の画面。EXIFなども表示されます。

毎月500円余りを徴収して、ファイルの種類に制限があるのでは、
基本的には、魅力薄と感じざるを得ません。

ただ、動画の保存先としては、他に適格なものが無いのも現実です。


RAWファイルの保存先なら、
ご存知、Amazon Prime Photoという、神サービスがあり、
もちろん私は利用しています。
これがあれば、他の写真ストレージにお金を払う理由はありません。

そして、このサービスを継続して欲しいがために、
日々Amazonで購入をしていると言っても過言ではありませんが、
動画は5GBまでという、実質ゼロのような制限があります。

なので、動画は、HDDレベルのバックアップから進んでいません。

100GB程度の容量では、直ぐに尽きてしまいますし、
継続的には、1TBでもきっと足りないでしょう。
YouTubeやる方とか、どこへ保存しているのでしょうね?
Lr7-Screen Shot 2019-01-19 at 5.07.35 AM
Amazon Prime Photo は、Amazon Driveに、写真に限定して無制限にアップロードできる、
Prime会員の特典のひとつです。
これはWEB版で、経験上、デスクトップアプリは、使い物になりません。


他のストレージとの比較


大容量の主要なプランも確認してみました。

Amazonドライブの有料プランの場合、
1TBで、13,800円/年
1ファイル48.82GBまで(Web経由では、2GBまで)


Googleドライブ(Google One)の場合、
2TBで、13,000円/年(月額 1,300円)
1ファイル 5TBまで


Dropboxの場合、
1TBで 12,000円/年(月額 1,300円)
1ファイル 50GBまで。


iCloudの場合、
2TBで 月額 1,300円
1ファイル 50GBまで。

これを見ると、GoogleAppleがお得に見えますが、
Flickrの料金は、その半分です。

私レベルの動画の録り方であれば、長くて5分くらいですから、
今回のFlickr Proなら、十分事足りますが、
Googleの最大5TBは、理屈上とはいえ、凄いですね。

ただ、愛猫のマナカが旅立ってしまって、
動画を撮りたいと思う対象が、現実にありませんので、
今後の展開次第というところです。

今ある動画だけなら、全部で100GBにもなりません。

つまり、

Amazonは、ソースの保存先
Flickrは、出力と動画の保存先

というように考えると、
月額500円余りは、決して高くはないと思えてくるのです。

ヤフオクのプレミアム会員費の方が余程無駄と思うのですが、
今や、ヤフオクを断ち切るというのも、現実的ではありません。

他のストレージとの融合策は?


一方、動画以外のファイル・データの保存先も兼ねて、
上記のGoogleiCloudに統一。 
動画で、500GBを超える位撮るようになったら、Flickrを考えれば良い!
という考え方もありますね。

iCloud
は、iOS端末を2台以上持った時点で、
無料の5GBでは不足になり、
50GBプラン(月額130円)が必須となります。
すると、iCloudで拡張するのが効率的ではありますが、
反面、汎用ストレージとして使うには、面倒な点もあります。
私なら、Googleにします。

また、Google等を、
ワンランク下の200GBクラスにし、
料金を半分以下に抑え、
Flickr Proと併用する事で、
同等の負担(月額1000円弱)で、動画、JPEGは無制限になります。

動画、画像以外のファイルで、
TB単位で必要なものって、個人では、そんなに無いと思いますし、
私に関しては、50GBでも持て余します。

以上、
動画はどれくらいのサイズ OR 長さで撮っているのか?
その他のデータはどれくらい必要か?

等、周辺状況も含めて、 その他のストレージと比較して考えると、
自分の状況にあったストレージが、選べそうです。

Lr7-Screen Shot 2019-01-19 at 5.41.03 AM
個別のアルバム内画面。
最近のストレージは、こういうのを自動化する傾向にありますが、
特にありがたいと思った事はないです。

ここから、シェアやDLが出来るところは、GoogleやAppleなども同じですが、
Googleは圧縮してしまうので、ストレージ向きではないと思います。。