久々にα900用のレンズを購入しました。
パッと見、キットズームか単焦点レンズに見えるかもしれませんが、れっきとしたニッパチズーム、
シグマ 24-60mmF2.8 EX DGです。
随分前にディスコンになったレンズで、2011年に後継の24-70mmF2.8 EX DG MACROを購入していますが、諸事情でかなりの機材を整理しており、900のレンズは実質、135ZA、85ZAのみになっていました。
標準のF2.8通しはあると便利なので、今回たまたま見つけたモノを購入しました。
F2.8通しズームというのは、基本的に高級品とし作られているため描写力が高く、ボケ量が大口径よりは落ちる点を除けば、単焦点と同じ感覚で使え、足りない画角を補うのにいい役割を果たします。
ただ現状ではどのメーカーのニッパチ標準ズームも24-70mmをカバーし、フィルター径82mm、重さは800g級という大レンズというのが当たり前になっています。
このレンズは微妙な中望遠域である60-70mmをカットする事で、キットレンズ並のコンパクトさを実現しています。以前から私は、
標準ズームに中望遠は要らない!
文字通り標準画角で終わるズームでもっとコンパクトなものの方が利便性が高い!と考えていましたので、このズームこそ本命だったのですが、上述のように2011時点で既に生産は終了しており、不人気故か中古も殆どない状況で、後継の24-70mmも充分安かったため、まぁいいやとなった訳です。
これがその24-70mmF2.8 EX DG MACRO・・フィルター径は82mm、重さは715g、大体このスペックだとこれ位の大きさになります。
対して24-60はフィルター径77ミリ、重さ550g、たった10mmの違いで、大きさはこれだけ違ってきます。
(それでも24-70mm F2.8 EX DG MACROは、24mmからのニッパチズームとしては驚愕の安さが魅力でしたが、現在はその更に後継の24-70mm IF EX DG HSMになり、性能も上がってるとは思いますが、価格も倍以上になってしまいました。各メーカーの純正品に比べたら半分以下ですが。)
24-60mm F2.8 EX DGは、フードを付けた状態でこの程度です。これなら片手で振りかざす事も可能・・
最短撮影距離は全域で38cm!MACROと付く上のレンズの40cmよりも数値上は上です!
実は有名なタムロンのA09(28-75mm F2.8)なら、フィルター径67mm、重さ515gと、もっとコンパクト!更には最短も33cmですが、
さすがは50mm F1.4で新たな単焦点の時代を切り開いたシグマ!
このレンズもまたそのシグマらしい思想であると感銘したものですが案の定、
「望遠側がもう少し欲しいな」
という雑音に流され、普通の標準ズームに移行してしまったんですね。
(そういうレビューを多く見かけるので)
正直、60mmで足りないと思う人が、70mmで満足出来るのでしょうか・・
パース感がどうのと言う人がいるかもしれませんが、画角で遠近感は変わりません。変わるのはボケ!そして遠近感を変えるのは撮影距離です。
確かに70mmがある事で、中望遠も入ってる事にはなりますが、入り口に触れた程度ですよ。
せめて90mm位まであればまた話は別だと思いますが、1kg超になってしまうでしょう。
だったらスペックもサイズも割り切った方がスマートだと私は思います。
まぁ手に入ったから別にいいのですが、このスペックこそが、私の望んでいた唯一の標準ズームという事です。
さて、スペックはともかく、購入後、暗い状況での試写しか出来ておらず十分ではないのですが、ざっとファーストインプレッションです。ちなみに「価格」のレビューなどでは大変評価の良いレンズです。
パッと見、キットズームか単焦点レンズに見えるかもしれませんが、れっきとしたニッパチズーム、
シグマ 24-60mmF2.8 EX DGです。
随分前にディスコンになったレンズで、2011年に後継の24-70mmF2.8 EX DG MACROを購入していますが、諸事情でかなりの機材を整理しており、900のレンズは実質、135ZA、85ZAのみになっていました。
標準のF2.8通しはあると便利なので、今回たまたま見つけたモノを購入しました。
F2.8通しズームというのは、基本的に高級品とし作られているため描写力が高く、ボケ量が大口径よりは落ちる点を除けば、単焦点と同じ感覚で使え、足りない画角を補うのにいい役割を果たします。
ただ現状ではどのメーカーのニッパチ標準ズームも24-70mmをカバーし、フィルター径82mm、重さは800g級という大レンズというのが当たり前になっています。
このレンズは微妙な中望遠域である60-70mmをカットする事で、キットレンズ並のコンパクトさを実現しています。以前から私は、
標準ズームに中望遠は要らない!
文字通り標準画角で終わるズームでもっとコンパクトなものの方が利便性が高い!と考えていましたので、このズームこそ本命だったのですが、上述のように2011時点で既に生産は終了しており、不人気故か中古も殆どない状況で、後継の24-70mmも充分安かったため、まぁいいやとなった訳です。
大きいレンズは、何だかんだで持つ喜びも大ですしね(笑)
これがその24-70mmF2.8 EX DG MACRO・・フィルター径は82mm、重さは715g、大体このスペックだとこれ位の大きさになります。
対して24-60はフィルター径77ミリ、重さ550g、たった10mmの違いで、大きさはこれだけ違ってきます。
・・貴方ならどちらを取りますか?(笑)
(それでも24-70mm F2.8 EX DG MACROは、24mmからのニッパチズームとしては驚愕の安さが魅力でしたが、現在はその更に後継の24-70mm IF EX DG HSMになり、性能も上がってるとは思いますが、価格も倍以上になってしまいました。各メーカーの純正品に比べたら半分以下ですが。)
24-60mm F2.8 EX DGは、フードを付けた状態でこの程度です。これなら片手で振りかざす事も可能・・
最短撮影距離は全域で38cm!MACROと付く上のレンズの40cmよりも数値上は上です!
実は有名なタムロンのA09(28-75mm F2.8)なら、フィルター径67mm、重さ515gと、もっとコンパクト!更には最短も33cmですが、
ここでは24mm始まりの話しをしています。
さすがは50mm F1.4で新たな単焦点の時代を切り開いたシグマ!
このレンズもまたそのシグマらしい思想であると感銘したものですが案の定、
「望遠側がもう少し欲しいな」
という雑音に流され、普通の標準ズームに移行してしまったんですね。
(そういうレビューを多く見かけるので)
正直、60mmで足りないと思う人が、70mmで満足出来るのでしょうか・・
パース感がどうのと言う人がいるかもしれませんが、画角で遠近感は変わりません。変わるのはボケ!そして遠近感を変えるのは撮影距離です。
確かに70mmがある事で、中望遠も入ってる事にはなりますが、入り口に触れた程度ですよ。
せめて90mm位まであればまた話は別だと思いますが、1kg超になってしまうでしょう。
だったらスペックもサイズも割り切った方がスマートだと私は思います。
まぁ手に入ったから別にいいのですが、このスペックこそが、私の望んでいた唯一の標準ズームという事です。
さて、スペックはともかく、購入後、暗い状況での試写しか出来ておらず十分ではないのですが、ざっとファーストインプレッションです。ちなみに「価格」のレビューなどでは大変評価の良いレンズです。
シグマのレンズなのでEXIFのレンズ名は滅茶苦茶。Jpeg撮りだとこの名前になります。
望遠側ですが、階調も前後のボケも大変素直で綺麗なレンズではないでしょうか。
表現に使えるレベルですね。
半段絞ってボケの形を見てみました。円形絞りでない場合、ここで嫌らしい形がハッキリ出てきますが、このレンズは円形絞りのようですね。
RAWだとEXIFレンズ名はどこぞのキットレンズみたいになります。
24mmではVignetting(光量落ち)が結構目立つようです。テストした感じでは、F4.5で気にならないレベルのようでした。
このコンパクトさのお陰で「膝乗りフォト」も行けます。
24mmだと全体を写せますが、これをα900でやれる所が嬉しいですね。
上の状況で望遠端に振ると、ボケも相まってポートレートっぽいのが撮れます。
片手でラフに撮っておりブレ気味ですが、こういう表情が引き出せるのはいいレンズの証なんです(笑)。800g級の大ズームでは難しいでしょう。
画角や距離によるかもしれませんが、普通に猫を取る状況では、シャープネス的に文句ないですね。光の拾い方も秀逸です。
24mm側での最短距離でこの位です。いいシャープネスではないですか。先程からAPSC用のレンズでも付けたかのような周辺減光ですが、流れは殆どないように思います。その点優秀ではないですか?
水平が傾いてるのを目立たないように、傾き補正でなく、16:9にトリミングしてみました。やはり面白い表情を拾いやすいレンズだと思います。前玉はかなり目立ちますし、画像で感じるより、全然接近してますからね。
前後ともボケが大変素直で好ましいです。やはり光量落ち気になりますか?(笑)
35mm、非常にシャープに見えます。
50mm、この辺りが望ましいシャープネスかな。
現時点での満足度は中の上と言った所です。描写に関して後継の24-70mm F2.8とどちらが上か?みたいな事は未だ分かりませんし、検証しようとは特に思いません。
ただどちらもズームと思えば、十分に満足出来るキレや階調は持っていると思います。
望遠側ですが、階調も前後のボケも大変素直で綺麗なレンズではないでしょうか。
表現に使えるレベルですね。
半段絞ってボケの形を見てみました。円形絞りでない場合、ここで嫌らしい形がハッキリ出てきますが、このレンズは円形絞りのようですね。
RAWだとEXIFレンズ名はどこぞのキットレンズみたいになります。
24mmではVignetting(光量落ち)が結構目立つようです。テストした感じでは、F4.5で気にならないレベルのようでした。
このコンパクトさのお陰で「膝乗りフォト」も行けます。
24mmだと全体を写せますが、これをα900でやれる所が嬉しいですね。
上の状況で望遠端に振ると、ボケも相まってポートレートっぽいのが撮れます。
片手でラフに撮っておりブレ気味ですが、こういう表情が引き出せるのはいいレンズの証なんです(笑)。800g級の大ズームでは難しいでしょう。
画角や距離によるかもしれませんが、普通に猫を取る状況では、シャープネス的に文句ないですね。光の拾い方も秀逸です。
24mm側での最短距離でこの位です。いいシャープネスではないですか。先程からAPSC用のレンズでも付けたかのような周辺減光ですが、流れは殆どないように思います。その点優秀ではないですか?
水平が傾いてるのを目立たないように、傾き補正でなく、16:9にトリミングしてみました。やはり面白い表情を拾いやすいレンズだと思います。前玉はかなり目立ちますし、画像で感じるより、全然接近してますからね。
前後ともボケが大変素直で好ましいです。やはり光量落ち気になりますか?(笑)
35mm、非常にシャープに見えます。
50mm、この辺りが望ましいシャープネスかな。
現時点での満足度は中の上と言った所です。描写に関して後継の24-70mm F2.8とどちらが上か?みたいな事は未だ分かりませんし、検証しようとは特に思いません。
ただどちらもズームと思えば、十分に満足出来るキレや階調は持っていると思います。
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