Sigma 18-35mm f/1.8 DC Lens Hands-On Preview
2倍くらいでいいから、F2.8より明るいか、単焦点並みにコンパクトかのズームが出ないものかとずっと前から思っていましたが、シグマが実にEXCITING!なものを出してきましたね。F2のズームはオリンパスにありますが、何だか大きいし高いしで自分には関係ないものと言うか、オリンパスの威厳としての存在みたいな?ツァイスのズームを買うような価格でしたでしょうか。更に明るいF1.8通しというのシグマは、実際にコンシューマが買えそうな大口径ズームだと予測します。シグマが謳うまでもなく世界初ですし、これならヘタな単焦点より明るいですよね。

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F1.8通しだとニッパチズームよりは大きくなるのか?と思っていたら、ePhotozineのこの写真では意外にコンパクトです。まぁAPSC専用のズームなので、バカでかくはならずに済むのでしょうけど、でもF1.8通しというのはフルサイズのニッパチ位のサイズを必要としないのでしょうか。
実は大きいのだけど、持ってるアメリカ人?の手が我々の1.5倍くらいあるから、相対的に小さく見えるだけかもしれません。。しかし、その下へ行くと

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EOS700Dというのは、要はKISSの事でしょうか・・KISSに装着してこの大きさならやはりそれ程大きくはない、フルサイズのニッパチズームよりはずっと小さいですね。たぶんタムロンA16程度の大きさじゃないでしょうか?コンデジを初め多くのズームプロダクションが、サイズ最優先のためにF値を犠牲にしているトレンドの中で、この仕上がりは凄いのではないでしょうか。重さが810gという事は、ズッシリ感はあると思いますが、“重い!”という程ではないと思います。
やっぱりシグマは男気のあるメーカーですね。口癖になってますが、この時代に50ミリF1.4で勝負をかけて来ただけの事はあります。

換算27〜52mm位の標準ズームという事になりますが、欲を言えば下が24mmは欲しい所。が、そのためにF2.5位になるのなら、この画角でいいと思います。高性能、高倍率なズームは、必要な人には必要なのでしょうけど、望遠でもマクロでもないF2.8のレンズに5万円以上というのは考えにくいです。このシグマのズームが、F2.8が至高とされてきた標準ズームの流れを変えてくれるといいなと思っています。果たしてその実写の方はどうなんでしょう?