RX100_exmor

こうして見てみると、1インチってそれ程大きく見えないですが、
1.7型に対して2.8倍・・APSCとフルサイズが1.5倍と考えると、
実際はもっと大きいような気がしますが・・

RX100のスペックを見ていて、αユーザーを唸らせるのは、
α同様の機能がいくつか実装されている点もありますね。

最近のサイバーショットはよく知りませんが、

・クリエイティブスタイル
・DRO

が、コンデジに搭載されたのは初めてではないでしょうか?
これは、NEXやαとシームレスに使う事を前提として、
搭載されたのでしょうね。

更に、MF撮影をきちんと出来る装備として、
MFアシストは珍しくないですが、

・DMF
・ピーキング

まぁDMFはピーキングと併用でも出来ない限り、
液晶で使う意味あるのかなぁと思いますが、たしかNEXでは、
DMFモードで、MF操作すると自動的にMFアシスト画面になるのですよね。
同じ仕様でしょうか。

更にはNEXよりαに近づいた装備として、

・Fnボタン(特定機能のショートカット)
・MRポジション(撮影設定の登録)

この2つの他にレンズ根元のコントロールホイールに、
機能のアサインが出来るようですが、
これらは、カスタマイズ系に欠かせない機能ですね。
今のNEXにMR的なものがあるのかどうかは、わかりませんが、
このカスタマイズ機能とメニューの仕様によっては、
NEXよりもαに近い操作仕様になってるのではないでしょうか?

実機で要確認というか、私が気になる点は、2つ。

・MRはいくつまで登録できるのか?
・ステップズーム対応か?

どちらも、ソニーのサイトには書かれてないんですよね。
電動ズームのメリットは、「ステップズーム」の一点だと思います。
で、それを活かすには、設定登録が3つ以上は出来ないと
全然意味ない訳ですよね。
それが出来て初めて、デフォルトの画角使い分けが可能で、
単焦点数本分のような使い方が出来る。
これは、手動ズームではあり得ない世界です。

本当は、GRやLXのように、モードダイアル上にMR1、MR2・・と
カスタム設定を複数振り分けてくれるとありがたいのですが、
ソニーのカメラでそれを搭載してるのは、α900のみです。

MRというのは、α700、α77にありますが、
700では、起動時に自動的にMRメニューが立ち上がり、
設定を選ぶ > 撮影可能・・という仕様になっています。
つまり切り替えるためには、もう一度メニューを起動し、
MR画面を呼び・・選択・・と3アクションも必要になってくるんですが、
不便ですよね。

とにかくこれが有るのと無いのとで、
カメラに対する愛着がかなり違います。

NEXは操作仕様がコンデジ並みなんて、よく悪口言われてましたけど、
そのコンデジがNEXを超えて、一眼(というかα)に近づいてるようにも見えます。
まぁ見た目はNEXよりもマニアックですね。

RX100-ZEISS

やっぱりこのZEISSマーク付き・・いいなぁ。
この後に及んで、「EVFが欲しい」「外部ストロボが付けば完璧」
とか言う声もありそうですが、
RX100の登場は、フィルム時代のコンパクトカメラの復活。
と言ってもいい画期的なものだと思います。
このカメラにホットシューなど付けて欲しくないですね。

たしかに内蔵ストロボってあまり役に立たないので、
角度を上に向けるような工夫って出来ないんでしょうか?
内蔵でバウンスが出来ちゃうと、
外部ストロボが売れなくなるからやらないんでしょうけど、
ホットシューが無いカメラの場合、関係ありませんよね。