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このレンズは、さすがにNEXで使うにムリがあると思い、
ピーキングテストの予定にも入れてませんでした。
見た目は、No.5フード付き80の方がヘヴィーですが、
実際の重さは、こちらの方が、1.5倍程あります。

換算270ミリの望遠になり、重さは1kg弱ある上、長い鏡筒と、
ホールドは一番やっかいな所へ、アダプタの長さも加わるNEXでは、
とてもじゃないが、ブレを抑えられません。

一眼レフに付けた時でも、しゃがんで撮る等、何かしら手首の支えがないと、
ブレは必至になります。

が、80で、重いレンズとの組み合わせもやや馴れたので、
一応使ってみた所、ストラップのテンションを目一杯使う等、
工夫すれば、意外に撮れるようでした。
上げ底のレザーケースも必須です。
DSC04130
( NEX-3 APO ELMARIT-R 180mmF2.8 F2.8)


DSC04133
( NEX-3 APO ELMARIT-R 180mmF2.8 F2.8)
こういうのは、AFじゃ難しいですね。

そこで思ったのですが、NEXの「録画ボタン」て滅茶苦茶邪魔です。
ボタンを極力減らしているNEXで、こんなものを設けたのは、
動画を前面に出すため「敢えて」でしょうが、
場所を考えて欲しかったですね・・。

ストラップのテンションを使う方法は、DSC-R1を使ってて発見したのですが、
LVのもうひとつのメリットですね。
一眼レフというか、ファインダーを覗くカメラでは、これは出来ませんから。

DSC04125
(F2.8)

設計も新しい(と言っても10年以上前)だけあって、
開放からピントも良く、ズミルクスよりはとっても使い易いです。
フードも内蔵フードしか使いません。
ブレさえ無ければ、ピンボケもかなり少ない方です。

絞っても描写は変わらず、若干被写界深度が変わってくだけなので、
ならば、シャッター速度を稼ぐために、開放がデフォルトになります。

元々デジタルを前提にしたような写りのレンズで、
「優雅さ」よりは、「透明感」を追いかけるレンズだと思います。


DSC04082
(F2.8)


DSC04148
(F2.8)

200ミリクラスのレンズなので、距離が空いても、
まぁ安心して撮れます。

DSC04188
(F2.8)
猫まで10m

DSC04190
(F2.8)
猫まで5m

DSC04173
(F2.8)
猫まで3m

DSC04143
(F2.8)
猫まで1.5m(最短)

NEXで撮ると、意外に白のトーンも出てる印象です。
もっとあっさり、平然、という印象のレンズでしたので。

DSC04182
(F2.8)
やっぱりボケが望遠ならではで、
F2.8だけあり、70-300Gの300ミリ時より、よくボケますね。

これを使った後に80に戻ると、とても軽快に感じます(笑)

DSC04153
(F5.6)
露出の関係でF5.6まで絞ってますが、30メートル位先のものなら、
かなり鮮明に写ります。
これは、開放でもほとんど変わらないです。

このレンズに関しては、ピーキングの成績はイマイチで、
ファインダー経由の方が歩留まりはいいように思います。
何故でしょう?・・ストラップのテンションを常に使ってるので、
自分が動いてる可能性もありますが。。

望遠に行く程、APSCによる画角の違いは大きく感じますし、
270mmよりは、180mmの方が当然使い易いですから、
このレンズこそ、手ブレ補正内蔵のα900で使うべきなんでしょうね。
解像力的なものだと、NEXでは未だ役不足という感じもします。
写りを見てなんとなく、そう思うだけですが。

DSC04117
(F2.8)

ライカのAPOと言うと、他にはAMEを使っていた事がありますが、
設計が10年程違うだけあって、キレも解像も、こちらの方が抜きん出ていた印象です。
よって、AME的なものは、このレンズで兼ねられると思い、整理してしまいました。

DSC04121
(F2.8)

ただ、こういう時代が来ると判っていれば、
50mmのズミルクスは、処分しなかったと思います。
やはり90年代後半に新設計されたもので、このレンズと似たような、
デジタル的な描写傾向でした。

が、そのライカRもデジタル化に乗れず、打ち切られてしまいました。
「デジタルモジュールR」ってのが、一応ありましたが、開発が難航した上、
普通の人が買える価格ではなく、
M程の特権階級性がないRでは、デジタル普及化の競争に、
とても太刀打ちできなかったでしょう。

DSC04269
(F2.8)

ライカRの遺産を引き継げるのは、やはりα900か、
上級NEXになるでしょうか。
て言うか?ライカRの呪縛を解くために、ソニーに入信したのでしたが。。