要するに2台目を買ったという事ですね(爆)

DSC02120

左がPlanar85を付けた初代900、右がSonnar135と縦グリ付きの新900。
機材自慢のツァイスオヤジみたいですね。

早いもので、仕事帰りにフジヤカメラへ現金持って直行してから、

1年になります。

セカンド900自体は、別に一周年記念で買った訳ではなく、
震災の少し前に、意を決して、やはり現金持ち込み(フジヤではない)で、
購入していたものです。
上の画像の撮影日が3月9日になっていました。
勿論、そんな余裕など元々ありません。
今回の購入にあたって、1月から機材を売り続け、
手元に残ったフィルムカメラは、

2台のローライフレックス2.8Cと、ローライ35Sだけ

になりました。
そう、35ミリのフィルムカメラは、目測のローライ35Sだけ、
フィルムカメラとしても、ローライだけ、
(ライカRのレンズは、全部残してますけどね)
これで、デジとフィルムの機材比率が逆転しました。

2台のローライに2台の900・・・スッキリしますねー(阿呆・・

このデジ拡張計画は、12月からあれこれと考え続け、

一番金がかかり、あり得ないパターン

だったのですが、正月の夢が決め手となりました()。
フィルム系機材が思った以上に高く売れて、実現できちゃいました。

まぁ同じカメラで構成するのが、システムは一番綺麗になりますよね。
問題は、金の問題だけです。
フルサイズ+APSCは、便利な組み合わせとも聞きますが、
フォーマットが混在すると、レンズが面倒臭いです。
特に標準〜広角。
結局、APSC専用のズームとかが入って来てしまい、
DSC-R1と比べてしまい・・何なんだ!と(笑)

逆に望遠には、APSCが有利と言われますが、
フルサイズでトリミングしてしまえば良いじゃないかと。

あくまで同じマウントでの話で、
NEXとかの別システムはまた別の話ですので。。

α900自体については、
前記事に少し書きましたが、
ソニーのフルサイズの行方(Aマウント)が、見え難い事から、
このようなカメラは、これで完結してしまう可能性も高いと思いました。
だったら、現状気に入ってるもので、こっちも完結出来るようにと、
900による、2台体勢にしたのですね。

あまり書いてませんが、
私の中でα900は、過去カメラの中では総合的に、トップです。
それは、吐き出す絵も勿論ですが、使い勝手、質感、など、
一番不満が少なく、結果的に理想的な出力が得られるカメラだからです。

過去カメラと言っても、私はヤシコンとライカRのMFばかりですから、
比較の対象がちょっとね。。
ただ、それらMF軍団と比べても、

劣る事のないファインダーの出来や、
手に馴染むボディ全体の造り、
直感的な機能のレイアウト、
ツァイスの大口径で使える手ぶれ補正&AFの恩恵等、

やっぱり、ミノルタの思想って凄かったんですね。

全然関心なかったけど(笑)

デジカメとして見た場合、LVが無かったり、高感度が弱い、AFが弱い、
点などが指摘されますが、

900使っていて、LVが欲しいと思った事は一度もありません。
全てファインダーで事済みますし、
三脚撮影でなければ、一眼レフのLVなど、大口径レンズでは使えません。

AFは未だにMFの補助的機能と思ってるので、気にした事すらありません。
測距点なんて常に真ん中固定です。
ただ、追従AFってのが意外に楽しくて・・これ、もっと良くなるといいですね。

高感度は、いいに超した事ないですが、
低感度での解像感優先でいいんじゃないんですか?一番使うのは低感度だし。

つまり、手持ちで大口径で動きを狙うには、
α900って、実に良く出来たベースカメラって感じですね。
勿論、Zeissのレンズがあっての事ですが。

まぁこれが1年使った上での実感です。

次期フルサイズが、この900の思想を踏襲するのならそれで良いですが、
その可能性は半々未満だと思います。

それは、コスト的に同様のもの(特にファインダー)は、難しいであろう事と、
EVF、TLMを始めとする、ソニーの方向ですね。

かと言って、それを按じていてもキリがありません。
今あるものが気に入ってるのなら、それを使えばいいでしょう。
先ずは、ソニーの行き先を憂うことなく、落ち着けますです。

α900は、相当頑張って作って、かなり頑張ってディスカウントして、
発売当初の30万近い価格だったそうですが、結果は惨敗でした。
同じ事をするでしょうか?

分岐点が微妙なのか、α900は、生産や出荷をかなり調整してると思われ、
よく在庫切れを起こします。
私が2台目買ったときも、そんな状況でした。
儲からないカメラである事は、たしかなようです。

今出すなら、OVFしかないでしょうけど、2、3年後はわかりません。
ソニーは、EVFで出せるよう、敢えて時期を先に設定してる気もします。
その時に、それが自分のフィーリングに合うかどうか?は未知数です。
それが許容範囲なら受け入れれば良いでしょう。
(一昨日の記事では、2012年のアナウンスとなってますが、
そう考えるとα77のEVFの出来、本当に重要ですね。)
ひょっとしたら、全てEマウントに移行してしまうかもしれません。
α77次第で、その後どうなるかは、わかりません。

いくら海外のユーザーが、日本のマニア程保守的でないと言っても、
高価なフルサイズを購入しようという層が、
レンズの間に一枚入る、TLMについて疑問を唱えない筈がないと思います。
それでも、ソニーがTLMに拘るのは、動画のためですね。
ソニーの方向は、この動画機能での、CNとの差別化ではないでしょうか。
ただ、ニコンも透過光ミラーの技術は持っているらしいので、
それこそ2、3年後はわからないですよね。

動画にLVにオートHDRにスイングパノラマまで付くまもれませんが、
そこまでカメラが機能武装したとき、
α900のシンプルさとOVFが、憧憬として見えてくるかもしれません。

ローライは、ローライナーの脱着の手間と、撮影コマ数の少なさを、
補うために2台化したのですが、
900の場合は、同時に持ち歩く気は今の所なく、
屋内用(短いレンズ)、野外用(長めのレンズ)みたいな?
実際は、そうなってなく、プラナー用、ゾナー用という現状です(なんだそりゃ)
まぁ一張羅よりは、2つあった方が、使い込んでいけるというものです。

一周年で購入を考えてるのは、
以前から予定リストにある、SAL70300Gです。
SAL70300G

そこで、必須レンズは一旦完結でしょうか。
Planar85などは、MFのほうが使っててしっくり来るのですが、
望遠で、追従AFも使えそうなのが欲しいので、
SSMという点にも特に期待しています。
描写は、EF70200F4LIIクラスだったら、嬉しいですけどね。