一月近く前の話になりますが、
今更ながら、我が家も無線LANデビューを果たしました。

と言っても、EMobileやWiMaxに加入したのではなく、あくまで自宅内での無線ネット環境です。

Macで無線LANと言えば、AirMacという事になりますが、
ベースステーションのAirMac Extreamを買うと?16,500、
廉価版のExpressで?9,500

しかし、自宅内で単に複数のPCでネットに接続するというだけなら、
そこまで投資しなくても、実現出来る方法があります。

知ってる人も多いと思いますが、Macの「インターネット共有」を使う方法です。
ネットに接続したMac自身をアクセスポイント化して、
他のPCを所謂、子機としてネット接続出来るようになる訳ですね。

方法も実に簡単で、AirMacを有効にするのと、パスワードを設定するだけ。
具体的には多くのサイトでも紹介されてるので、ここでは触れません。
私もそれらのサイトを参考にしました。

G3 B&Wには、AirMacなどはついてないので、USBのレシーバーを購入したのですが、
802.11n対応(150Mbps)のレシーバーが?1,780で買えます。

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そもそもウチのADSLが50Mなので、速度的にはむしろオーバースペック・・有線と変わりません。
このレシーバーは、親指の爪程もない小ささなので、Macの後ろが嵩張る事も全くありません。
これでとりあえず、無線LANは構築出来た訳です。


この方法での難点を上げるならば、

まずはアクセスポイントとなるMac自身が、稼働してる状態なければならない事。
スリープさせたら、ネットも切断されてしまいます。
(オートスリープの場合は接続維持)

G3側では、USBレシーバ用のユーティリティソフトが常に起動される事。

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この位ですが、実質どちらも問題ではありません。
前者にしても、Macの電源が入ってるか、AirMacステーションの電源が入ってるかの違いでしょう。


AirMac Extreamには、USB端子があり、HDやプリンタの共有も出来る!というのが魅力ですが、
これも、iMac側で「ファイル共有」を有効にすれば、似たような事は出来ます。

いずれは、AirMac Extreamを導入して、それらしい環境構築もしたいと思っていますが、
現状この状態で、充分使えています。
また、インテルがUSB3.0に正式に対応する2011年以降であれば、アップル製品でも3.0が標準になると思うので、
新しい機材を買うのは、これ以降にしたいなとも考えているのです。

ちなみにTimeCupselは考えていません。
保存用HDの電源が常にONというのがどうも気持ち悪いのと、
バックアップをわざわざ遅い無線で取らなくても、FireWire800を使えばいいじゃないか・・
と思うからです。


実は最近、PowerBook G4を中古で購入したのですが、これにはAirMacが標準搭載のため、
ソフトの起動もなく、メニューの設定だけで、それこそタダで、ネットに繋がってしまいます。

画面が広く、性能の高いiMacは、画像編集やネットへのアップロードに使いたいが、
文章入力や、ネットの閲覧は、PowerBookのほうが何かと使いやすいです。

PCというのは、1台で何でも出来るのが魅力と考えがちだし、自分もずっとそう思っていましたが、
効率と安全性を考えると実は逆・・ツールというのは、ひとつの目的にひとつのデバイス
が一番使いやすい。PCも同じ・・という事を最近実感してきました。

ブログ等へのアップロードに於いては、
PowerBook側で入力した文章を共有フォルダへ書き出し、
iMac側でブログへのアップロード、ペーストを行う。

という流れが、これで完成します。
・・・「使い分けてるという自己満足感」の印象が濃く見えると思いますが、
実際使いやすくて、気持ちいいんですよ!これがまた。